昨夜は土砂降りの雨が降って夜中にもかかわらず、町の防災無線で大雨洪水警報が出されたことが放送されました。
松崎港付近は川から流れでた土砂で海の色が真っ茶に変わってしまっていました。色が変わってる境がはっきりと見えますね。
でも心配していた雲見は、雨が弱かったのか川から土砂がそれ程流れ込んでいなくて影響は少なかったです。
■ 天気 曇りのち晴れ
■ 気温 30℃
■ 水温 22.5~23℃
■ 透明度 6~10m
■ 透視度 6~8m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 大牛の洞窟 ⇒ -16mのアーチ ⇒ 大牛湾内
2本目 -24mのアーチ ⇒ Hの穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ ブイ
先週の台風の濁りが取りきれませんね。水温は23度くらいで暖かい潮が入ってきているのですけど・・・???
魚は相変わらずたくさんいるのですけど群れの全体がつかめないのが残念です。
そんな海でもキンメモドキの群れだけは近づくことができるのでこれだけは外せません。
透明度が芳しくなくても色々楽しめちゃうのが雲見のいいところ。今日は気持ちを切り替えて久しぶりにマクロダイビングをしてきました。
まずはこの時期にしか見られないサクラテンジクダイの口内保育。口の中で卵も成長していき、色が銀色に変わってきた個体もいます。
卵の中の稚魚の目が分かるようになってきました。
もうすぐ孵化するのかな。そうしたら大牛の洞窟もたくさんの稚魚が見られるようになりますよ。
ハナタツの子供はかなり成長して大きくなってきました。今まで居場所はわかっても探すのが大変でしたけど大きく揺れているのでわかりやすい!
でも小さいほうが可愛かったんですよね。
ウミウシはイガグリウミウシとかセンテンイロウミウシとかウスイロウミウシとか常連さんはたくさんいます。
そんな中、ウミウシマニアなら喜んでくれる南方系のウミウシ、ナンヨウウミウシは台風のうねりをしのいでくれました。
こちらは以前からいたナンヨウウミウシ。超極小サイズです。
そしてこっちはDDSの安東さんが教えてくれた大きめの個体です。大きめと言っても1cmに満たないんですよ。
こちらはヒロウミウシ。岩の亀裂や窪みにいることが多いウミウシです。ピンク色が可愛らしいです。
透明感のある体に白い点がたくさん。それで白い体に見えているんですよねミツイラメリウミウシって。こんなことは写真を拡大しないとわからないことですからカメラって役に立ちますね。
ウミウシだけでなく甲殻類も色々と見られます。
久しぶりにみたのはムチカラマツエビ。同じムチカラマツにはイボイソバナガニのペアもいるので"美味しい"場所です。
写真はエダツノガニですけどこの子は紫色のソフトコーラルをアクセントにして体にデコレート。とっても可愛らしく見えます。
そしてブイ下にいるオランウータンクラブは今日もみんなの目を楽しませてくれています。
写真で撮ると本当の猿のような毛並みを持っているのがわかります。スゴイ!!!
水温も上がってきたのであとはきれいな潮を待つだけです。
そうしたら群れも楽しめて、地形もよくて、もちろんマクロもOKです。
そうしたら最強の海なんですけどね。
そうなるのを期待を込めて待ちましょう!!!
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