夜半からシトシト降り続いていた雨もダイビングに出発する頃には上がり、午後には日も差してくるという天気でした。
雲見の砂浜はシャベルカーが入って砂を均し、海に浮島を浮かべて海開きの準備をしていました。
夏は確実に近づいています(^o^)
■ 天気 雨のち曇一時晴れ
■ 気温 23℃
■ 水温 18.5~21℃
■ 透明度 8~10m
■ 透視度 6~8m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 沖の根
2本目 沖の根
3本目 -24mのアーチ ⇒ マンボウ待ちの根 ⇒ Hの穴 ⇒ 大牛の洞窟
4本目 三競
今日は雑誌の雲見特集の取材で水中カメラマンのむらいさちさんとガイドを兼ねて一緒に潜ってきました。
午前中は沖の根で2ダイブ。
沖の根って雲見の波止場から5分ほど南に行った場所にある隠れ根です。
人数とスキルと海況が整わないと行くことができないので、ある意味雲見の秘境ポイントなんですね。
私もたまにしか行かないのでとっても楽しみでした。
ポイントに近づくと既に釣り船が数艘釣り糸を垂らしていました。と言うことは魚がいるということ(^^)v
ますます期待が高まりますね。
潜降したらいきなりイサキの群れがお出迎え。やっぱり期待通りです。
イサキの群れの奥から黒く湧き出るように現れたのがメジナの群れ。
それを見ていたら横から巨大サイズのホシエイが何枚も泳いできました!!
根の近くにはキンギョハナダイが乱舞していて壁のイボヤギの色とマッチしています。
他にもタカベやシラコダイ、ホウライヒメジなんかも群れてもう魚に囲まれた状態です。
数は少ないながらタカサゴもいましたよ。
大きな魚ではやっぱりクエ。ドーン!と大きなクエがいて、やっぱり貫禄充分です。牛着岩の回りにいるクエと違ってあまり逃げないからしばらく見続けられました。
このシルエットはアオブダイ。おでこが張り出した魚です。このアオブダイも10匹以上群れていましたよ。
そして今日も季節来遊魚を発見。(と言ってもタカサゴもそうですよね。)
ツノダシです。
そしてフタイロハナゴイも。まだ小さな子どもで岩の亀裂に隠れていました。とっても綺麗な魚ですね。
沖の根はとにかく魚が多い!!そしてデカイ!!(笑)
見応え充分。とってもエキサイティングな海でした。
沖の根はリクエストがあれば検討します。興味がある方は遠慮なく言ってください。
午後も撮影は続きます。
3本目はむらいさんとはまゆのササメちゃんと3人で生物を探していきました。
限られた時間ですから昨日見た生物を中心に紹介していきました。
お腹の大きなハナタツ、卵を抱えたアカホシカクレエビ、ペアのビシャモンエビとイボイソバナガニ、それからベニカエルアンコウなど。
もちろん、今日見つけた生物もいましたよ。珍しい所ではキイロウミコチョウ。それからムラサキウミコチョウも。キベリアカイロウミウシは全身が出て撮りやすい位置にいました。
むらいさんの撮影を邪魔しないように撮影を待っている間に私も何枚か写真を撮らせてもらいました。
イボイソバナガニのオスとむらいさん(^^)
カメラに興味を持って近づいてくるキタマクラ。卵を抱えているのでしょうか?お腹が膨らんでいます。
海草とクロガヤを頭につけてお洒落しているのはコノハガニです。
3本目から上がってきたらおひさまが出ているじゃないですか!!
今がチャンスと4本目へ。目指すは三競です。
三競ではホシギンポとか黄色が鮮やかなオオモンカエルアンコウとかウミウシとかを紹介して撮ってもらました。
下はオオモンカエルアンコウ。ちょっとだけ場所を移動していましたが大きくてキレイだからよく目立ちます。そして何故かいつも黄色のカイメンに寄り添っています。ということはこの子は黄色がわかるんでしょうね。
そして三競最大の目的のエアドームへ。運良く光が差し込んできてくれていました。よかった~~!!
明日も取材の続きです。
明日はどんな雲見を撮ってもらおうかな?
===========
【お知らせ】
◆2013年度上半期のツアー予定です。
海だけでなく陸上も楽しいバリ。 レア物をた~くさん見たいのなら柏島。一緒に楽しく遊びましょう!!
↑アクアティークのfacebook pageです。是非「いいね」をクリックしてください。
コメント