ウミウシ祭り、カエルアンコウ祭り

朝起きたらシトシト降っていた雨は雲見に着いて器材をセッティングする頃には上がって、日中は時折日が差していました。
透明度は引き続き良かったので気持よくてみんな3ダイブしちゃいました(^^)

■ 天気雨のち曇り
■ 気温 14℃
■ 水温 19.5℃
■ 透明度 15～18ｍ
■ 透視度 12～15ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目大牛の洞窟 ⇒ グンカン

今日は大学時代の友人3人組と2人組。その内それぞれ1人ずつがドライ講習というお客様です。
まずは講習以外の3人とファンダイビング。ウミウシリクエストでしたから大牛の洞窟からグンカンへ行ってきました。

大牛の洞窟で見たウミウシ達です。
(左上) オセロウミウシ。よく見るとペアで写っていました。交接中かな。
(左中) コールマンウミウシ。淡いブルーと黄色のコントラストが素敵です。
(左下) ヒュプセロドーリス・クラカトア。最近増えてきた色鮮やかなウミウシです。
(右上) マダライロウミウシ。移動していますが、何とか確認できています。
(右中) センテンイロウミウシ。イチゴミルクウミウシと間違えてしまいそうですが、点や線の入り方が違います。
(右下) イガグリウミウシ。よく見たらトゲトゲの先端の色が違うんですよ。

大牛の洞窟やグンカンに移動する間にも、ニセハクセンミノウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、コトヒメウミウシなど大賑わいでした。

ウミウシだけでなくカエルアンコウの仲間も1ダイブの間に5個体見ることができました。
大牛の洞窟でイロx2、ベニx1、クマドリx1。大牛の裏側でクマドリx1。全部で5カエル、贅沢ですよね。

こちらはお客様が見つけたイソギンチャクエビです。立派なサイズです。

2本目大根 (ドライ講習)

2本目はドライ講習です。いつものように陸上でレクチャーした後に出発です。
毎度のことながら皆さん、器用にドライスーツを使いこなしますね。
肩のバルブを効果的に使うために腕の角度などを修正しましたが、深度を変えても吹き上がることなくミッションクリアしていました。

大根は浅くて明るいし、砂も白いので遠くまで見渡すことができます。どこまでも続く砂紋がキレイですね。

最後の方ではアオリイカの30匹くらいの群れも登場してくれて余裕を持って講習も終了しました。

3本目小牛湾内

お次は全員でファンダイビングです。なるべくアップダウンが少なくなるように小牛の湾内に行って来ました。
小牛の洞窟も島裏に負けず劣らず人気者がたくさんいます。
潮はこんな感じで青く澄み渡っていました。

ギンポ岩のアライソコケギンポはやっぱり人気者です。小さくてうまく擬態しているイソバナカクレエビにはみんな驚いていました。

その岩の周りをウロウロしていたのはコブダイです。最近良く見かけますが、この辺が棲み家なのでしょうか。

どこからどう見てもゴミ(？)にしか見えないのはカニの一種、モクズショイです。写真で撮っても何か何だかわかりませんね。

小牛の横の砂地にはムレハタタテダイが群れています。前はもう少し数が多かったのにと思うのは贅沢なんでしょうか？

この他はシテンヤッコの幼魚とかトラフケボリとか見てもらったのですが、それよりもお客様の目を引いたのはクロホシイシモチの群れだったかもしれません。
安全停止中にはニジギンポと戯れていましたね。

4本目スタンダードコース

透明度が綺麗だったので皆さん3本目へ。
今日はまだ地形を潜っていませんでしたので、ゴリゴリ(？)の地形ダイビングにしました。
とはいえやっぱり目に入ってくるウミウシたち。ウミウシ好きなお客様ですからもちろん紹介しましたよ。
(左上) アカネコモンウミウシ。今日もいてくれました(^^)v
(左下) ヘリシロイロウミウシ。とっても小さくて可愛い子でした。
(右上) サキシマミノウミウシ。最近良く見かけるのですが、この子は3cm強ととても大きな子でした。
(右下) センテンイロウミウシ。これ位大きく(でも1cmくらいです)