昨日の午後から吹いていた西風も徐々に収まってきて、午前中はエキジットに制限があるものの雲見で潜ることができました。
うねりは小さかったので潜ってしまえば波の影響はないので快適に潜ることができました。
■ 天気 晴れ
■ 気温 18℃
■ 水温 22℃
■ 透明度 8~10m
■ 透視度 6~8m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 大根 (ドライ講習)
今日の最初はドライ講習です。親子3人とも初ドライなのでドライスーツの着方から取り扱い方などの練習をしていきました。
ドライスーツを着た時に一番注意するのはドライスーツの中の余分な空気を抜くことです。それがうまくいかないと急浮上してしまうことになります。そうならないように抜くタイミング、抜き方を覚えてもらうのが主な目的です。
まずはドライスーツのスクイズを解消してもらうことからはじめ、少しずつ水深を上げて今度は空気を抜きます。
それを何度か繰り返したのですが、3人ともスムーズにこなしていました。
初ドライとは思えないくらい順調でした。
これなら牛着岩に行っても問題ないようですね。
2本目 グンカン ⇒ ブイ
2本目はベテランの常連さんとマン・ツー・マンです。
アカヒトデの上にフリソデエビがいないかなと淡い期待を持っていたのですが、そんなにうまくいくはず無いですよね。予定通り(?)撃沈です。
グンカンを後にして東に向かい大牛の壁にいるクマドリカエルアンコウへ。よく場所を移動しているのですが、今日はちょっと下目にいました。気がつけばお腹が膨らんでいます。何かを食べた直後だったかも知れません。
クマドリカエルアンコウを後にして-16mのアーチ方面に向かっていたらオオパンカイメンの上に3cmばかりのキリンミノが2匹並んで乗っかっていました。とっても可愛かったです。
大牛の湾内ではミスジスズメダイを見てから水路前のハタタテハゼです。今日も元気にホバリングしていましたよ。
そして・・・
今日新たに見つかったクマドリカエルアンコウを見に行ってきました。6cm位の大きめの子でチョット厳つい顔をした子でした。これで今年5個体目ですね。
クマドリカエルアンコウを見ている目の前にカモハラギンポがウロウロしていたのですが、やっぱりここの主役はクマドリカエルアンコウですね。
ブイのそばにいる2匹のオシャレカクレエビなんですが、その内1匹は両手がなくなっていました。何か外敵に狙われたのでしょうか。それでも生きているってたくましいです。
ほぼ同じ場所にいたテンクロスジギンポを紹介していたらゲストの後ろをツムブリの群れが通りすぎて行きました。
やっぱり気が抜けません。
3本目 島前 ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ ブイ
次は全員が合流してみんなで潜ってきました。
潜降はドライスーツでのフリー潜降の練習です。
ウェットスーツでは問題なくできていたのでさほど問題なくこなしていました。出来のいい家族です。
Hの穴付近には相変わらずクロホシイシモチとツマグロハタンポがたくさんいたのですが、今日はクランクで久しぶりにマアジの群れを見ました。かつてより数は少なかったですが、サイズは大きくなっていました。それを狙うかのようにウロウロしているカンパチがいたのですが、もう手に余るくらいの大きさに成長をしていました。
メガネゴンベは今日もいたのですが、チョコチョコと素早く移動するので十分に見ることができませんでした。
たて穴、Hの穴と地形を楽しんで水路前には今日もオビテンスモドキの幼魚がフラフラ。魚とは思えない動きですよね。
その後は先程も見た興味使ったクマドリカエルアンコウをみんなで見ました。やっぱり厳ついやつです。
4本目 島裏 ⇒ 大牛の洞窟 ⇒ グンカン
4本目も全員で潜ってきました。
軽い流れの中潜降していき目指すは大牛の洞窟です。
洞窟内の常連さんとなったキイロウミウシはこのところクシャッと丸まった感じになっています。
その横のベニカエルアンコウは逆さまになって壁に張り付いていました。
大牛裏のクマドリカエルアンコウは先程も書いたとおりにお腹が大きかったです。写真でわかりますか?
今年5個体目のクマドリカエルアンコウも見つかって今年はクマドリカエルアンコウの当たり年のようですね。
もうそろそろ黒バーションが見たいです。
初ドライで3ダイブしましたが、かなり慣れてくれました。次はマイドライで潜りたいって言っていました。
ドライ講習も無料で行なっていますので、初めてドライスーツにチャレンジしたい方はご連絡をください。
11月になって予約に余裕が出てきました。
うまく行けばマン・ツー・マンも可能ですからのんびりと潜りたい人は是非お越しください。
お待ちしています。
写真提供はKinyaさんです。ありがとうございました。
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