徐々に回復傾向です♪|雲見

今日もベタ凪の雲見でしたが、嫌だった二枚潮がなくなって浅場も深場も水温が安定してきました。
透明度も若干ながら回復して、徐々にですがいい傾向に向かっていました。

■ 天気 曇り
■ 気温 25℃
■ 水温 22~24℃
■ 透明度 10~12m
■ 透視度 8~10m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 大根

今日も2チーム体制です。先発チームはリフレッシュ。5年ぶりのダイビングなんですって。
セッティングから思い出してもらいながら、大根へ向かいました。
深呼吸して気持ちを出来るだけ落ち着かせていざ潜降・・・。
あれっ!?耳が抜けないですか?
久しぶりのダイビングで緊張してより耳が抜けづらくなってしまったようです。
潜って上がってを繰り返しながら、何とか潜降できました。途中でダイビングをあきらめなくて良かったですね。
水中散歩は短くなってしまいましたが、これでちょっと緊張が解けたようです。

2本目 ブイ ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴 ⇒ 三角穴 ⇒ ブイ

後発チームは地形がメインで群れも好き。ということでショートスタンダードコースです。
ブイで潜降して移動するとすぐにアジの群れです。今年は味の群れが多くてあちこちで見られます。ブイ周りにもずーっといますね。
これはクレバスを上を向いたまま落ちる私です。こんな感じで落ちていたんですね(^^ゞ
クレバス

今ならHの穴を抜けたところが一番魚が群れています。穴の中にはツマグロハタンポ、抜けたところにはクロホシイシモチ、そしてちょっと浅いところにアジがこれまでかとばかりに群れているんです。
クロホシイシモチの群れ

今日はこのクロホシイシモチの群れに大きなマダイが紛れていました。
マダイ

たて穴はダイナミックな地形を楽しめるポイントの一つです。下から見上げる光景は何とも言えないワクワク感があるんです。
たて穴

水路下の洞窟でセンテンイロウミウシリュウモンイロウミウシウスイロウミウシなどのウミウシを紹介してから三角穴から出てブイへ戻って行きました。
戻る途中にもアジがいっぱい。安全停止中もずって見ていられますよ。
アジの群れ

3本目 大根

先発チームは再度大根へ。
今度は耳抜きのコツを詳しく細かく説明してから出発しました。
それを実践してみると何の問題もなく潜降できました。緊張がなくなったとはいえ全く別人のようでした。良かった良かった(^^)。
潜降が問題ないとなると余裕もできたようで表情のこわばりもなくなっています。
砂地では頭にアンテナのような突起のあるテンスの幼魚がいたり大きな目が可愛らしいハナアナゴを紹介し、中層にはアジ・アカカマス・クロホシイシモチ・スズメダイがあちこちに群れていました。
ホンダワラの中にはアオリイカの卵があったりと、生物を観察するのには事欠かない大根でした。
無事リフレッシュも終わったので、今度は間を空けずに潜りに来てください。

4本目 -24mのアーチ ⇒ ブイ

後発チームの2本目はウミウシも見たいというリクエストです。それではということで小牛の洞窟にも立ち寄って来ました。
-24mのアーチの部位で潜降していくと根回りにはアジ・スズメダイ・キンギョハナダイ・ニシキベラ・イサキなどが混ざって群れていました。
今日は-24mのアーチの主のテングダイがペアでいてくれましたよ。その脇役のようにイタチウオとかマツカサウオとかカゴカキダイとかもいるんですが、どうしてもテングダイに気を取られてしまいます。
テングダイ

そうそう、キンチャクダイも泳いでいましたよ。
ここから軽い流れに逆らいながら小牛の洞窟に向かったのですが、その途中には大きく成長したハタタテダイが岩肌をつついて食事中でした。
ハタタテダイ

小牛の洞窟の入り口で南方系可愛い名前で人気のイチゴミルクウミウシを見てもらいました。
小牛の洞窟も光を楽しむのには良いポイントですよ。
小牛の洞窟

ここからはHの穴付近の穴をぐるぐる回ったのですが、その途中でキャラメルウミウシを紹介。小さな個体を見せていたらその側でお客様が大きな個体を見つけてくれました。
キャラメルウミウシ

ボウズコウイカも何気に人気のある生物です。今日はオスメス揃って泳いでいました。
ボウズコウイカ

 

今日のお客様は全員が初雲見でしたが、リフレッシュしていただいたり、地形を楽しんでいただいたりそれぞれ楽しんでくれました。
この後透明度さえ回復してくれたらもっと地形が綺麗に見られます。今後に期待ですね。

写真提供は、Natsukoさん、Takumiさん、Yukariさんです。ありがとうございました。

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