今週は病院でプチ手術をしたり、健康診断を受けたり、普段から酷使している体のメンテナンスをしていましたので、久しぶりの海となりました。
明日は黄金崎ビーチのリクエストをいただいていますので、今日はアイダイブの金子さんとチェックダイブに行って来ました。
■ 天気 晴れ
■ 気温 26℃
■ 水温 18~20℃
■ 透明度 8~10m
■ 透視度 7~8m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 4連ケーソン ⇒ -16mのケーソン
一番最初の獲物はホシギンポ。何とエントリー口にいるんです。まだダイブコンピューターもダイビングモードにならない位の水深です。
4連ケーソンのガイドロープ沿いを進んでいくとトビエイの子供が目の前を横切って行きました。とても可愛いサイズです。でも遠かったのでこの写りが精一杯でした。
2番めのケーソンの横にはアオリイカの産卵床が置かれています。アオリイカはいませんでしたが、産みたての卵が沢山付いていました。
ここから-16mのケーソンに向かっていく途中にヒメコウイカ類が2匹ずつ2ペアの4匹がかたまっていました。写真には3匹しか写っていませんが・・・。
今最もホットな(?)-16mのケーソンにはたくさんの生物が付いています。
まずはベニカエルアンコウの幼魚です。1.5cm位の子供で紅藻の下に隠れていました。
ウミウシも数種類。このツルガチゴミノウミウシは他のウミウシの卵を食べるウミウシです。
ウミウシは他にもフジイロウミウシ、ミツイラメリウミウシ、ヒロウミウシなんかがいました。
まだまだハナタツとかトゲトサカを背負ったカイカムリなどたくさんの生物がいましたよ。
ここからは帰る途中では2匹のヒレナガネジリンボウがいたのですが、写真を撮ろうとするとトラギスやキタマクラが邪魔してヒレナガネジリンボウを引っ込めてしまうんです。あ~ぁ(T_T)
こちらはゴロタの脇にいたワニゴチです。マゴチもいたのですがこちらは厳つい顔をしています。マゴチはすぐに逃げてしまいますが、ワニゴチには結構近寄れます。
2本目 黄金崎ホール ⇒ -16のケーソン
2本目は安良里ダイビングサービスTATSUMIの高木さんも合流してくれました。心強い味方です。
2本目は最初に黄金崎ホールに向かいました。ここにはフチドリタナバタウオという珍しい魚がいます。でもとても臆病ななのでライトを当てるとすぐに隠れてしまうという厄介な魚なんです(^^ゞ
普段雲見を潜っている私にとってホールはとても気になるポイント。やっぱりワイドな写真を撮ってしまいます。
入口の天井からはこんな感じで光が差し込んできています。浅いから綺麗ですね。
この後砂地に移動して高木さんが教えてくれたのが海藻を背負ったカイカムリです。岩にくっついていると本当にわかりません。
-16mのケーソン付近のウミエラに棲んでいるウミエラカニダマシです。薄紫色のウミエラを背景にすると綺麗です。
そしてウミテングの幼魚も!子供の頃からぜんまい仕掛けのオモチャのような動きをしています。
ここからは黄金崎ビーチの人気者のハゼを見ながら戻っていきます。
まずはネジリンボウ。
ヒレナガネジリンボウも特徴のヒレを細かく振りながら顔を出していました。
そしてこれはホタテツノハゼ属の一種です。地味ですが伊豆ではなかなか見られないハゼですよ。
明日も同じ生物を見られるかどうかわかりませんが、いい予習となりました。
明日は頑張って見つけますよ!!
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