法事で帰省していたり、ダイビング関係の会合に出席したりで9日ぶりのダイビングとなってしまいました。
昨夜から降り続いた雨で川から土砂が流れ込んでいないか、風も西風だったのでうねりがないかと心配でしたが、雲見に到着してみたら土砂もうねりもなし。
意外といいコンディションの中、ダイビングが出来ました。
■ 天気 雨のち曇り
■ 気温 15℃
■ 水温 15.5~16℃
■ 透明度 12~15m
■ 透視度 15~18m
(写真はクリックすると拡大します。)
今日のコースは、1本目がグンカンからブイ、2本目が-24mのアーチから小牛湾内というまったりコースです。
透明度は多少白っぽかったですが、この時期にしてはまずまず。中層がよく見えるのでマンボウという煩悩が頭を支配していました(苦笑)
この子はグンカンのベニカエルアンコウです。もう1週間以上動かずにいてくれています。
この冬は水温が高いのかあちこちで越冬を試みているクマノミを見ることができます。そのうち何匹が生き残れるのでしょうね。
最近数が増えてきたテントウウミウシです。タマミルを探していけば比較的簡単に見つけることができます。
今日は謎の物体を発見。石の下をのぞいたら二枚貝がゼリーに包まれたようなものが3つ!何かの卵なのでしょうか?こんなものは初めてです。誰か見たことある人いますか?
【加筆】これは二枚貝の仲間で『イナズママメアゲマキガイ』だそうです。
中層に浮かぶアオリイカです。今日は1匹だけで漂っていました。その奥に安全停止をしているダイバーが見えますね。これ位水が澄んでいるんですよ。
チャシオグサという海藻の中にいたトウヨウモウミウシです。真ん中にいるのがそのウミウシ。色が似ているのでわかりにくいですよね。
水面近くにはイワシの仲間が群れていました。数は多くなかったですが、体を銀色に輝かせて泳ぎ回っていました。
Hの穴の上にいるハナタツです。黄色い色が良く目立って綺麗です。この子はここに何ヶ月も居着いています。Hの穴を通るダイバーの吐いた泡にまみれたりするのですが、場所を変えません。よほど居心地がいいのでしょうね。
ずっと居着いているといえばこのアカホシカクレエビもですね。透明な体でよく魚をクリーニングしています。
最近40cm位のコブダイをよく見かけます。コブダイはメスからオスに性転換する魚です。このサイズはまだメスですね。
比較的浅いところに群れているメジナです。牛着岩の周りでは何ヶ所か群れているところがあります。雲見では釣り人がよく狙う魚なのですが、その群れのほとんどが微妙に釣りのエサが届かないところなんですよね。
他に見た生物は、シロオビコダマウサギ、シロウサギウミウシ、モクズショイ、トラフケボリ、アライソコケギンポ、シマウミスズメ、ムラサキゴカクガニなどなど。
今日は陸上も気温が高くてあまり寒さを感じない一日でした。
明日も風は東の予報です。このいいコンディションが続いていることを祈ります。
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