昨夜から気温が下がらず湿度が高くて寝苦しい夜でした。
朝になっても蒸し蒸し・・・
でも1本目を終えた頃には晴れ間も出て夏らしい一日になりました。
■ 天気 : 曇りのち晴れ
■ 気温 : 30℃
■ 水温 : 21~24℃
■ 透明度 : 7~12m
■ 透視度 : 6~10m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ 大牛の洞窟
2本目 黒崎 (先端 ⇒ 浅根)
今日のゲストは昨日からの仲良しさん達。昨日のうちから潜る場所を相談していました。
昨日は3ダイブしたのですけど、なるべく潜る場所が重複しないように、雲見の面白さを十二分に味わってもらえるように考慮しました。
昨日と唯一コースが重複したのが-24mのアーチ。アーチの中にはイサキがいっぱい詰まっていました。
折角なのでお一人様限定で先頭を泳いでもらって魚をかき分けて泳ぐ”ガイドの特権”を味わってもらいました。
ダイバーがアーチに入って行くと追い出されるように逃げていくイサキ達。間近で見られてなかなかの感動ものなんですよ。
アーチの下には今日もテングダイのペアがいました。最近ダイバーを恐れなくなってこんな近くまで寄ることができます。
-24mのアーチから大牛の洞窟までは壁に何かいないかなと探していると・・・
岩の亀裂の中に光る2つの目。
マダコでした。亀裂の幅は5cmほど。よくこんな細い隙間に入り込んでいますね。
このクマノミは昨年からいて越冬したペアです。相変わらず元気よく泳いでいましたね。
今日も見つけました!マシュマロみたいにプクッとしたシロウサギウミウシです。
このキイロウミウシは随分長い間私達を楽しませてくれているものです。
でも最近いつ見ても二次鰓が開いていないんですよね。どうかしちゃったのかな?
ムラサキウミコチョウも紹介したのですが、200本以上潜っているゲストさんはまだ見たことがなくてずっと見たかったウミウシだったんですって。
今日漸く見られて良かったですね。
このコースを潜るなら是非見せておきたいこの時期ならではのサクラテンジクダイの口内保育も紹介しました。
卵の中で稚魚が成長して卵の色が銀色に変わってきた個体もいました。
残念ながらうまくカメラに収められませんでしたけど、みんなちゃんと記憶には残してくれましたよ。
海が穏やかだったのでそのまま水深を上げて安全停止をしながらイソギンポを見てもらいました。
ギンポ好きなゲストは大はしゃぎでしたね(^^)
イソギンポを見ていたらタカベの群れがまるでシャワーのように降ってきました。
背中のキイロが浅場の光に照らされてきれいでしたね。
2本目は黒崎へ。
地形探索がお目当てです。
でも潜降したらいきなりキビナゴの群れが猛スピードで泳いで来たんです。
何かに追われているなと思って探してみたら大型のマダイがキビナゴの群れを襲っていました。
黒崎の洞窟にはクロアナゴが2匹、居を構えています。
この内の1匹は亀裂の中に隠れて顔を出しているだけなんですけど、もう1匹はいつも穴から身を乗り出しているんです。
洞窟の入口でゲストがハナタツを見つけました。
お腹がパンパンに膨らんだハッチアウト寸前のオスした。
こんなに大きな穴などいくつも穴をくぐり抜け、ちょっとした探検気分です。
時間いっぱいまで地形を楽しんで2本目も終了。
水深を上げて安全停止となりました。
2日間計5ダイブ、ありがとうございました。
『雲見最高!また来ます。』などと書いてくれたログがとても嬉しかったです。
ええ、いつでもお待ちしていますのでまた遊びに来てくださいね。
写真提供は、Shingoさん、Mihoさんです。ありがとうございました。
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