再び未知のエリアへ！ドキドキのダイビングでした。

未明に降り始めた雨もすぐに止んで9時頃にはお日様が出てくれました。
そうしたらジリジリと照りつける日差し。気温もグングンと上昇。まるで夏のようでした。
でも今日は午後から波が立ってくる予報なので早めに潜ってきました。

■ 天気：雨のち晴れ
■ 気温： 28℃
■ 水温： 21～22℃
■ 透明度： 10～13ｍ
■ 透視度： 10～12ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目小牛の洞窟 ⇒ たて穴前 ⇒ -26mのアーチ ⇒ モロコ根 ⇒ グンカン ⇒ 大牛湾内

2本目黒崎 (高根) ⇒ 三競 (1の穴)

今日は雲見の常連さんとマンツーマン。泳ぐのが大好きな人なので、透明度も上がったことだし1本目はアウトサイドを泳いできました。

でも最初は折角なので気になる生き物をちょっとだけ紹介(^^)
最初はアカシマシラヒゲエビです。もうダイバー慣れしてなかなか逃げなくなりました。

そして昨日見つけた白いベニカエルアンコウを見に行ったら・・・
いませんでした(T_T)どこに行っちゃったんでしょう？？？また戻ってきてくれるかな。
でもその代わりにオレンジ色のベニカエルアンコウが見つかりました。ラッキー♪♪

小牛の洞窟を出たところで大きなトビエイがいたのですけど、遠すぎてよく見えず。残念でした。

Hの穴の上でキンメモドキと遊んでもらって

ハナタツを見に。ハナタツは何回も見ていて見飽きたかもしれませんけど、お腹が大きい子ですから・・・

マクロはこれくらいにしてこの後は中層を気持ちよ～く流してきました。
モロコ根に着くと頭上を優雅に羽ばたくように泳ぐトビエイが！！

その後もトビエイ！

イサキの群れを挟んで・・・

またトビエイ！！

更に水底にもトビエイ！！！(^^)

まさにトビエイ祭り。少なくとも6匹は見ましたよ。

他にもカタクチイワシの群れがいたり、モロコ根には大きなマダイが何匹も浮いていました。

それからコブダイなんかもいて気持よく泳いでいっぱい生き物を見られてとても楽しいダイビングでした。

2本目に潜ったのは黒崎の高根(根の下をくぐれる大きな岩)から三競まで泳ぎました。
今日のゲストとは以前小牛横から魚礁を経由して三競まで冒険したんですよ。
今日は未知のエリアダイビングの第2弾です。

私もこのコースを潜るのは初めてでどんなところなのか興味津々です。
実はこの辺りは『木ヶ下(きがした)』というポイントなんですけど、あまり情報がないので行かないんですよね。
アーチもいくつかあるということなので今度調査してみたいです。

水中の様子は大きな岩がゴロゴロと転がっていて徐々に深くなりながら水底は砂地になっていました。
砂地まで行っても水深20mはないくらいの比較的浅いところでした。

今日は初めてですからゴロタの途中の中層を軽く流すように泳いできたのですけど、途中ゲストが沖のほうを指さしてダッシュするんですよ。
私は見ることができませんでしたが、ネコザメが泳いでいたそうです。
私の下を泳いでいたそうですからとても残念でした(T_T)

ゴロタにはキンギョハナダイは群れていたり、クロホシイシモチが群れていたり・・・

特別に変わったものは見つけられませんけど、いつもと違う雰囲気のところだったのでドキドキしながらも楽しかったですよ。
探せば色々と見つかるんだろうなと思いながらも今日は我慢でした。

フロートを打ち上げて安全停止をしていたらカタクチイワシの群れが私達の方に流れてきました。
陽の光を浴びてキラキラ光って綺麗でしたよ。

今日は地形やマクロを忘れてのんびりと中層を流すダイビングでしたけど、このダイビングスタイルも楽しいです。
これから透明度が良くなってくるともっと気持ちいいんですよ。
やってみたい人はリクエストしてみてください。

波が立つ前にささっと2ダイブを終わらせたらゲストとランチへ。
今日はお店から車で5分位の伊豆漁協仁科支所がやっている「沖あがり食堂」へ。
ここはイカがメインで、スルメイカやヤリイカやアオリイカを使った丼ものなどが食べられます。
ゲストが注文したのはアオリイカ丼。酢飯にアオリイカのお刺身とゲソのたたきが乗ったもの。