朝からしとしとと降り続く雨。ダイビングは濡れるから関係ない!!
向かった先はホームグラウンドの雲見。熱海とか須崎とか行っていたから実に11日ぶりの雲見です。
■ 天気 雨
■ 気温 14℃
■ 水温 14℃
■ 透明度 6~8m
■ 透視度 5~7m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ -26mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ ブルーコーナー
2本目 小牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ 三角穴 ⇒ ブイ
透明度が良くなってきたよって聞いていたので期待してエントリーしたら・・・
しっかりと春濁りが戻ってきていました。
この春濁りは水温の上昇による植物プランクトンの爆発的増殖によるものです。
この植物プランクトンが動物プランクトンの餌となり、またそれが小魚たちの餌となり、それを食べる魚が・・・
海の食物連鎖が始まるんです。
だから春濁りはとっても大切な自然の摂理なんですよ。
とは言っても、ダイバーにとってはあまりありがたくないもので、魚の群れも全貌が見えないし、大きな魚も探しづらいのでどうしてもマクロダイビングがメインとなってしまいます。
雲見はウミウシや甲殻類などのマクロ生物が豊富なので全く問題なし。
そして地形は綺麗に差し込んでくる光は楽しめませんが、先が見えないのでワクワク、ドキドキ、探検気分が高まってこれはこれで楽しいんです(^o^)
さて、そんな中潜ってきましたが案の定生き物たちはた~くさんいました。
この子は-24mのアーチ付近にいるハナタツです。うまく擬態していて頭と尻尾はわかりますけど、胴体が周りと同化しちゃっていますね。
この後-26mのアーチ近くのネコザメを見に行く途中にはクロホシイシモチが群れているのですけど、目の前の魚しか見えないのが残念でした。
ネコザメはいつもの場所にいてくれたのですけど、頭を奥に向けていたから残念ですけど大きな顔がよく見えませんでしたから写真はなし・・・
ウミウシはいたる所で見かけます。
ボブサンウミウシは人気者。彩りが華やかですし、名前もその人気の一役を買っていますね。
1ヶ月半ほど前に見つけたクロスジリュウグウウミウシ亜科の1種は肉眼でもその模様がわかるくらいに成長しています。このままどんどん成長していってくれないかな。
クロスジリュウグウウミウシ亜科の1種の色使いも好きですけど、今日見たウミウシで一番綺麗だと思ったのはニシキウミウシの幼体です。以前”フルーツポンチウミウシ”て呼ばれていたものです。
このウミウシは見つけると何だか嬉しくなちゃいます。
下の写真は2匹ともミツイラメリウミウシです。色が黄色と白と違いますけど同じ種類ですよ。雲見では黄色ほうが多いかな。今日は運よく両方見られました。
コモンウミウシは比較的多く見かけます。きれいでしょ?伊豆の普通種ですけどとっても好きなウミウシの一つです。きれいでしょ?
オセロウミウシ(仮称)もいました。なぜだか雲見で数多く見られるんです。
スミゾメミノウミウシは産卵中ですね。写真に写っていないところにも沢山産み付けていましたよ。
今シーズンの雲見で普通種になりつつあるミスガイが岩のくぼみに収まっていました。
そして洞窟の中でみたこのウミウシ。コチョウウミウシかな?ちょっと自信が持てません・・・
珍しいウミウシであることには変わりないと思いますけど・・・
ウミウシばかりを探していたわけじゃないですよ。
穴の奥には透明なエビのクリアクリーナーシュリンプがいました。久しぶりに見に行ったのですけどいてくれて良かったです。
それから壁にうまく擬態していたコウイカの仲間です。写真を撮るときにフラッシュを焚いたらものと色に戻って逃げていってしまいました。
久しぶりの雲見でしたけどやっぱり楽しいですね。
生き物は沢山いるし、地形も楽しいし(^O^)。
明日は西風が強く吹いて雲見は無理そうですけど、明後日なら大丈夫でしょう。
23日はリクエストで須崎にダンゴウオを見に行ってきます。
まだ連休の予約は大丈夫です。
お時間のある方は遊びに来てください。
《耳寄り情報》
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