悩ましい海|雲見《2025.09.18》

今日は終日曇り空でしたが蒸し暑くなりました。
でも窓を開けて車を走らせると風が心地よく感じたのでやっぱり秋は近づいてきているようです。
海は南西の風が吹いて水面がバシャついていました。

■ 天 気 : 曇り
■ 気 温 : 30.2℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 19~27℃
■ 透視度 : 8~15m

1本目 -24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒Hの穴 ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ 水路 ⇒ ブイ
2本目 小牛横砂地

今日の雲見は浅い所は白く濁っているけど暖かい、深い所は冷たいけど澄んだ潮という完全な2枚潮となっていました。
イサキやメジナ、ニザダイなどの群れは暖かいところに固まっていて、カンパチもいるんですけど完全にシルエット。

トビエイもシルエット。

暖かいところにいようか、可愛い生き物が多い深いところにいようか、とっても悩ましい海でした。
結局は生き物ウォッチングをメインに潜ってきたのですが、久しぶりに登場したのがベニカエルアンコウです。
それも黄色って本当に見ていませんでした。

それから季節来遊魚が少ない今シーズンですが、フタスジタマガシラの小さな子供がいました。

アカハタと並んでいたのはイシガキフグですね。

テングダイも見られたのですが今日は残念ながらお一人様でした。

冷たい潮があった小牛横の砂地では今日もヤノダテハゼや

ヤシャハゼが見られました。

今日のヤシャハゼはしきりに口を大きく開けることを繰り返していて、流れてくる餌を待っていたのかな?

ハナアナゴも見られました。

オオウミウマは少しでも暖かいところにいたいのか、サーモクラインの上にいました。

おちょぼ口が可愛いのはアミメハギですね。

珍しくないコガネスズメダイの幼魚ですが、何匹か集まるとその辺だけが華やかに感じます。

このたらこ唇の持ち主は先日見つけたメリベウミウシです。

近くに卵塊があったのでもしかしてもう1匹いるのかと思って探したらBingo!
やっぱりいました。

最近のお気に入りのバサラカクレエビですが、

ちょっと引いて写すとこんな感じに隠れているんですよ。
擬態が上手すぎますね。

ヒラツノモエビもうまく隠れていますよ。

体にカイメン等を付けて擬態しているのはモクズショイ。
どっちが頭かすらわかりにくいです。

最後はクロホシイシモチなどの幼魚の群れです。
ライトを当てるとキラキラ光って綺麗ですよ。

冷たい潮がありましたけど、8月と違ってそこは透明度が良いからまだ許せるかな。
この潮がいつまで居座るのかわかりませんが、寒がりの人は念の為にフードベストがあったほうが良いかも。
しっかりと対策してね。

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