ヒートベスト、オススメです!|《2021.01.28》

今日は冬のダイビングにオススメのあったか商品をご紹介します。

冬のダイビングはやっぱり寒さとの戦いになりますよね。

特にウミウシとかダンゴウオとかを探す時ってあまり動かないから一層寒さを感じてしまいます。

毎年ドライスーツの中に着るインナーは何が良いのか、新しいものはないのかと試行錯誤しているんですよ。

そんな時、メーカーの担当者さんと電話していて画期的な商品を貸していただくことになりました。

もう発売されてから1年以上経ちますからご存じの方も多いと思いますが、その商品とはこれ!

フィッシュアイ社さんから発売されている『FIXアンダーウォーマーヒートベスト』です。

ベストの内部にヒートエレメントを内蔵していてそれで温めてくれるんですよ。

タイプは2種類。背面・腹面の前後を温めるWL5200FBと背面のみを温めるWL2600Bがあります。

ヒートベストはバッテリーが2つ付属されていて、それをベストのポケットに入れて電源として供給します。

”水中に潜るのにバッテリー??”って不安になる人もいるかも知れませんね。

実はこのヒートベストはウェットスーツでも使えるように設計されているので濡れても大丈夫。安心設計なんです。

温度調整は3段階。その切替は付属のウォッチタイプのワイヤレスリモコンでします。

もちろんリモコンも防水仕様だから潜っている時に温度調整も可能なんですよ。

それでは実際に使用してみた感想をお伝えしましょう!

今回お借りしたのは背面・腹面の両面を温めるタイプのWL5200FBです。

ヒートベストは低温やけどのリスクを避けるためにインナーウェアの上に着用します。

私はヒートテックみたいな薄手のインナーウェアの上から使用しました。

その上からワールドダイブ社のサーマルボディスムーサーを着ていざ出発です。

通常私がサーマルボディスムーサー(上下)を着て潜るのはのは水温が20℃位までです。

当日の水温は18℃台でした。

ヒートベストの温度設定はLOW

リモコンで電源をONにするとヒートベストに内蔵されているヴァイブレーションが振動して電源が入ったことを教えてくれます。

ちなみに温度設定を変更したときもバイブで確認できます。

電源をONにして程なく暖かくなってきました。

すげー!

 

50~60分程度のボトムタイムを2ダイブしてきたんですけど寒さを感じることはなく快適そのもの。

温度設定もLOWで全く問題ありませんでした。

 

ヒートベストがない下半身の冷えが心配だったんですけど、ヒートベストでドライスーツ内の空気が温められるのか下半身も寒さを感じなかったのは予想外でした。

温度設定がLOWなら310分(5時間10分)も暖かさが持続するので水面休息中もONのままでもOK!

それで3ダイブできるくらい暖かいんですから感激ものです。

 

ヒートベストを着て潜ると他にもメリットがあって、薄手のインナーウェアで潜ることができるからウェイト量を減らせるんです。

(バッテリーも2個で1kg強(WL5200FB、WL2600Bは約600g)あるからその分まで減らせます。)

これは隠れたセールスポイントですね。

 

でももちろん良いことばかりではありません。

使っていて気になったところもありました。

やっぱりバッテリーが入っているので異物感はあります。

バッテリーが体に当たって痛いと感じることはありませんが、最初は気になりました。

でもこれは慣れていくでしょうから大した問題ではありませんね。

 

あと気になるのは価格。

WL5200FBで定価64,800円(税別)はちょっとお高めかな。

でもモコモコ防寒インナーでおなじみのWeezleのIW-3200(真ん中の厚さのやつね)も実売価格で同じような値段だから、少しは値引きできるヒートベストの方がお得になります。

それにWeezleだとウェイト量がかなり重くなるし、ドライスーツにかなり余裕がないと着れませんしね。

 

いかがでしたか?

私は購入決定です。

どなたか一緒に購入したい方はいませんか?

価格は特別価格を提示します!

ヒートベストが気になる方がいましたら遠慮なくお問い合わせください。

私の使用感を正直にお伝えしますよ。

301 Moved Permanently

コメント

} });