透明度が回復してきました!|雲見

早朝曇りがちの空でしたが潜る頃にはすっかりと晴れて気持ちのいい一日となりました。
富士山を覆っていた雲も徐々になくなっていって、1ダイブを終了する頃には白く雪をかぶった姿を見せてくれました。

海は昨日の午後に吹いた西風の影響で軽いうねりが残っていました。

雲見 牛着岩

■ 天気 : 晴れ
■ 気温 : 12.8℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水温 : 14.5~15℃
■ 透明度 : 8~10m
■ 透視度 : 7~8m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 島裏 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ ブルーコーナー

2本目 三競 (3の穴) 

エントリーしてみたら極悪(!)だった春濁りは少し収まって、透明度が回復していました。
それに太陽も出ていたので海の中が明るく感じます。

とは言え、潜降してすぐに向かうは穴の中。
そう、今日もウミウシリクエストでした。
Hの穴

1本目に向かったHの穴から水路下の洞窟は、思った以上にうねりが強烈でした。
一箇所に留まっていられないほどではないのですが、時折くる大きなうねりが体を揺り動かしました。

肝心のウミウシですけど、まずは天井に張り付いているラベンダーウミウシ
天井にいるのでダイバーの吐いた泡が銀色に輝いてラベンダーウミウシを映し出していました。
ラベンダーウミウシ

3匹がくっついていたツヅレウミウシ科の一種、通称オセロウミウシです。
上と左の個体が交接中のところ、右の個体が猛烈にアタック!!
子孫を残すための必死の攻防ですね。
オセロウミウシ

サクラミノウミウシですね。
体を大きく伸ばして移動中でした。
サクラミノウミウシ

今日もゲストさんが珍しいウミウシを発見!
ヒメエダウミウシですね。
うちのゲストさんは本当に目がいいです。
ヒメエダウミウシ

他にはユビワミノウミウシ、(通称)ワライボヤマツカサウミウシ、キャラメルウミウシ、ジンガサヒトエガイ、オトメウミウシ、キイロイボウミウシなどが見られました。

うねりを嫌って2本目は三競の3の穴へ。
もしかしたら揺れないかもと思って行ってみたら、入口付近は揺れるものの少し中にはいったら揺れもなくて落ち着いてウミウシ探し&写真撮影ができました。

三競の3の穴は昨年ウミウシが大量発生したところ。
今年は今のところ大爆発とは言えませんが、そこそこ登場してきていますよ。

この間ゲストさんが見かけたキベリアカイロウミウシですが、今日は私も見つけることができました。
今日のゲストさんも見たかったウミウシなので良かったです。
キベリアカイロウミウシ

これと同じく南方系のウミウシのナンヨウウミウシ
ナンヨウウミウシ

シロシキブイロウミウシもほぼ同じ場所にいてくれました。
シロシキブイロウミウシ

今日はこれらに加えてヘリシロイロウミウシも見つけることができてちょっとラッキーでした。
ヘリシロイロウミウシ

 

ハナミドリガイです。田子・須崎に続いて雲見でも登場(笑)
ハナミドリガイ

突起の先が鮮やかなピンク色のイガグリウミウシです。
三競にはいっぱいいましたよ。
イガグリウミウシ

 

アラリウミウシの子供です。
まだ1cmにも満たないサイズです。
アラリウミウシ

ウスイロウミウシの子供も小さかったなぁー。
ウスイロウミウシ

でも今日見た中で一番小さかったのはこのイナバミノウミウシでした。
見つけた時はウミウシかどうか自信がなかったですもん(汗)
イナバミノウミウシ

他には最近の定番のスミゾメミノウミウシとか
スミゾメミノウミウシ

ヒロウミウシ(下写真)、シラユキウミウシ、サクラミノウミウシなどフォトジェニックなウミウシがいっぱいいまいた。
ヒロウミウシ

今年も三競のウミウシが熱くなる予感ですね。

三連休はまだ予約に空きがあります。
透明度が良くなってきたので地形巡りでも光を楽しめそうですし、ウミウシリクエストでもOKですよ。
お待ちしていま~す!!

写真提供は、Tomomiさんです。ありがとうございました。

 

《お知らせ》

◆ 4月7日(金)~9日(日)に行われるマリンダイビングフェアに出展します。
『だいぶぷらす』のブースにいますので、会いに来てください。
・ 4月9日(日)18時30分よりだいぶぷらす合同パーティーが開催されます。参加希望の方のご連絡をお待ちしています。

◆ 宿に22時以降チェックインご希望のかたに朗報です。
夜遅いご到着でも受け入れていただける宿泊先と提携できました。
もちろん電車の到着でもOK。駅までお迎えに行きます。
ご利用をご希望の方は予約時にお申し付けください。

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