粘って粘ってじっくり写真を撮ってもらいました

午後になって雲が出てきましたが、概ね好天となりました。
昨日の午後に西風が吹いてちょっとだけ波が出たのですけど、今日はそれも収まって穏やかな海に戻りました。

今日は先日のログを見たゲストさんから黄金崎ビーチのご希望で黄金崎ビーチに行ってきました。

■ 天気：晴れ
■ 気温： 24.6℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水温： 17～19.5℃
■ 透明度： 8～9ｍ
■ 透視度： 7～8ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)

ゲストさんのご希望はミジンベニハゼとネジリンボウ。
そしてゲストさんのカメラはデジイチ。セッティングを変え、ライティングを変えながら1つの被写体で納得のいくまで写真を撮ってもらいました。
1つの被写体で10分位粘っていたものもあったなぁ～

まずはネジリンボウ。
でもネジリンボウは朝寝坊なのか、1本目はどれも穴の中。
ネジリンボウは諦めて一番遠いところにいるミジンベニハゼまで一目散に(と言っても途中で見つけた生き物は教えたんですけど)に行ってきました。

これは私が撮った写真。

いつものコンデジで撮っているあまり代わり映えのしない写真なのですけど、同じ被写体でも今日のゲストさんが撮ると・・・

素晴らしいですよね。
このようなライティングを考えたこともなかったし、第一私のコンデジではこんなボケなんか出せませんよ(涙)

ビンに入らず石の下に隠れている子もこの通り！

こんな優しい感じに撮りたいです！

2本目にはさすがに朝寝坊のネジリンボウも出てきてくれていましたけど、残念ながら巣穴の上に海草が乗っていてそれが邪魔でしたね。

真っ白なカエルアンコウ君。
今日は貝殻の下に隠れていて探しましたよ。
この子も粘って撮っていましたね。

今日砂地を徘徊していたクモガタウミウシですけど、いっぱい見かけましたね。

手のひらサイズのウミウシなのです。
ウミウシって交接のために1ヶ所に大量に集まることがあるので、もしかしたらそのために集結していたのかもしれませんね。

やけに細長いクモガタウミウシがいるなと思ったら、2匹が連結して移動していました(笑)
なかなか見られない光景ですね。

真っ黒なヒレナガカサゴ。
黒いから難しい被写体です。

イロカエルアンコウはいる場所が悪かったので、”家政婦は見た！”状態になっちゃいました。

コウイカの卵です。

中ですくすく赤ちゃんが育っていますが、もうハッチアウトした子もいました。
大きさは1cmにも満たないサイズで、卵のそばでじっと身を潜めていました。
背中にコウイカの名前の由来の甲が透けて見えています。

今日のホウボウは成魚です。
大きく広げた胸ビレがきれいですね。

ゲストさんが粘って写真を撮っている間に、近くで見つけたウミウシです。
ヒメクロモウミウシ。

クロボウズ。

コミドリリュウグウウミウシなんかがいました。

今日のゲストさんのカメラはデジイチでしたけど、コンデジでも設定やライティングを変えると違った雰囲気の写真が撮れますよ。
一度粘っていろいろな方法で被写体を狙ってみませんか？
お気軽にお問い合わせください！！

写真提供は、すーさんです。ありがとうございました。

《お知らせ》

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今回これを見に行っちゃいます。
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海はウェットスーツでもOKですよ！

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毎年水曜日に行われていた雲見の海底清掃が今年は土曜日に行われることになりました。それも海鮮BBQ付きで！！
日頃の雲見で潜らせてもらっていることに感謝して、雲見の海をきれいにして、美味しい海の幸に舌鼓を打ちましょう(*^_^*)

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