広い雲見を縦横無尽に泳ぎまわる!|雲見

夜半に久しぶりの雨が降って、曇りがちな天気だったので猛暑ではなくなりました。

でも湿度が高いのでムシムシとした感じ。

やっぱり熱中症対策は不可欠な一日でした。

 

海は台風が2つあるにもかかわらずほとんどベタ凪。

このコンディションはいつまで続くのか!???

雲見 牛着岩

■ 天気 : 曇り時々晴れ
■ 気温 : 30.1℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水温 : 26.5~29℃
■ 透明度 : 13~16m
■ 透視度 : 12~14m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 小牛裏 ⇒ アウトサイド ⇒ コブ根 ⇒ グンカン

2本目 島前 ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴 ⇒ 小牛横 ⇒ 小牛湾内 ⇒ 島前

東海地方の沿岸一帯に温かい潮が広がっていますね。

おかげで今日もストレスフリーな水温でした。

ちょっと浮遊物が増えたかなと思いましたが、それでも十分に青い海。

感覚がちょっと贅沢になっているのかもしれません(笑)
クレバス

今日は雲見の海を気持ちよく泳ぐのが大好きなリピーターさん。

1本目は牛着岩の沖に点在する離れ根をホッピングしてきました。

ここはモロコ根。
モロコ根

トビ根の上を通過して
トビ根

コブ根に到着。
コブ根

コブ根ではガーベラミノウミウシがいました。

春先によく見かけるウミウシなんですけど、コブ根では通年見かけますから不思議…
ガーベラミノウミウシ

コブ根までは当店のポイントマップに載っていますけど、更に西に行くとゲストさんが「ふたコブ根」と名付けた根があるんです。

今日はそこにテングダイがペアで泳いでいました。
テングダイ

中層を泳いでいるとイサキの群れがいっぱいいました。
イサキ

グンカンではミツボシクロスズメダイの小さな赤ちゃんがいました。

とうとうここにも季節来遊魚がやってきましたね。
ミツボシクロスズメダイ

グンカンで安全停止を終えて浮上したら、水面のブイに見慣れないカワハギの仲間がいました。
ハクセイハギ

図鑑で調べたらハクセイハギですって。

また手のひらサイズの大きさでしたが、これも立派な季節来遊魚です。
ハクセイハギ-2

 

2本目はゲストさんが珍しく(!?)地形をくぐってから泳ぎたいというので、Hの穴付近の地形で遊んでからちょっとだけ泳ぎました。

海が青いから地形がきれいに見えます。
地形

岩の隙間からは上を泳ぐダイバーも見えますよ。
地形-2

せっかく地形で遊んだので、通り道にいる可愛らしい生き物も見てもらいました。

行方不明になったと思っていたハコフグの幼魚に再会できました。

前回は亀裂の奥に入ってしまっていたのかな?

でもこの子、もしかしたらミナミハコフグの幼魚かも?
ハコフグ

クマノミの卵も順調に成長していてもう目が見えるようになってきました。

親クマノミも一所懸命に卵の世話をしています。
クマノミの卵

アナモリチュウコシオリエビも健在です。
アナモリチュウコシオリエビ

オオガラスハゼも見に行ってきたのですけど、
オオガラスハゼ

とうとう産卵をしていました。

透き通った卵ですね。
オオガラスハゼの卵

 

小牛の湾内にある漁礁の残骸には大きなコロダイがかたまっていました。
コロダイ

ゲストさんがコロダイの写真を撮っていたのですけど、背ビレが開いている時と閉じている時では魚の印象って大きく変わるんですね。

写真を見て改めて実感。
コロダイ-2

これは目が充血しているみたいに赤いコモンフグですね。
コモンフグ

ゴンズイ玉もいましたよ。
ゴンズイ

 

久しぶりにのんびり泳いだ一日でした。

たまにはこんなダイビングスタイルもいいもんですよ。


写真提供は、Jukoさんです。ありがとうございました。


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