熱帯低気圧がとうとう台風6号に変わりましたね。
とは言え、雲見は一時的に雨が降ったりしましたが概ね晴天。
蒸し暑い一日でした。
海は台風が接近しているとは思えないくらい穏やか。
嵐の前の静けさなのかな。
■ 天気 ： 晴れ時々くもり
■ 気温 ： 31.2℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水温 ： 23.5～27.5℃
■ 透明度 ： 8～12ｍ
■ 透視度 ： 7～10ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 小牛裏 ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴 ⇒ ブルーコーナー
2本目 ロッカク岩 ⇒ グンカン ⇒ 大牛の洞窟
3本目 三競 (1の穴 ⇒ 4の穴)
水面付近の水温が27.5℃を示していた雲見。
潜っているとサーモクラインがあちこちにあって、冷たい潮(と言っても24℃前後なんですけど)に入ると冷っと感じます。
その感覚はまるでリゾートの海ですね。
でも、温かい潮は浮遊物が多くて透明度が激落ち。
どうなっているのやら・・・？？
黒潮がやって来ているせいなのか、越冬した魚も多かったため、本来南の海で見る魚があちこちにいました。
昨日見つけたミヤケテグリの幼魚は運良く隙間から出てきていました。
この子は成長して立派なサイズになっていたから越冬組かな。
黄色の体がよく目立ったモンツキハギの幼魚です。
ホシテンスの幼魚は砂地をふらふら。
今日新たにセナキルリスズメダイを発見。
一体何匹いるんでしょう！？
地味ですけどギンユゴイも本来南の魚ですね。
アナモリチュウコシオリエビも南方系。
今日は3匹確認できましたよ。
一番ビックリしたのはサザナミヤッコがいたことです。
6cmくらいに成長した子だったのでかなり前からいたんでしょうね。
これらは季節来遊魚のほんの一部なんですよ。
すごいことですね。
リクエストもあったカエルアンコウの仲間たち。
グレーのオオモンカエルアンコウも
黄色のイロカエルアンコウもちゃんといてくれましたよ。
そしてイロカエルアンコウかオオモンカエルアンコウか意見が別れていたオレンジ色の子。
食後のようでお腹がパンパンに膨れていました。
で、この2種を見分ける目安(絶対じゃないんですけど)は胸鰭の軟条数なんです。
俗に言う爪の数。
この数が10個ならイロカエルアンコウ、11個ならオオモンカエルアンコウであることが多いんです。
はい、数えてみました。
1枚の写真で全部映らなかったので2枚に分けて数えてみると…11軟条。
ということで、これからはオオモンカエルアンコウということにしておきます。
2度目の産卵のクマノミの卵。
まだ目は出ていませんでした。
小さくて細くてくねくねしながら泳ぐ幼魚を発見。
その場ではわからなかったのでとりあえず写真を撮ってお店に帰って検証。
アジアコショウダイの幼魚とも考えたのですが、しっぽに黄色い色が入っていましたし、目に黒い縦帯があるのでこの子はコロダイの幼魚ですね。
ウミウサギもいましたし
テンクロスジギンポも可愛かったですね。
ハコフグの幼魚や
シマウミスズメの幼魚はおちょぼ口がキュート！
オキナワベニハゼや
イソギンチャクモエビといった常連さんもいましたよ。
オオウミウマもいたんですけど、この後潜ったガイドさんに聞いたら大きく場所を移動していたようです。
本当に元気で困ります。。
明日は台風の影響が出そうです。
もし雲見がだめなら田子で潜る予定です。
どうなるかな？
写真提供は、Satoshiさん、Tomomiさんです。ありがとうございました。
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