関東地方は大雨って言っていますけど、台風から変わった温帯低気圧が近づいていますけど、なぜか松崎町は雨が降っていません。
正確に言うと朝早く雨が上がって気持よく過ごせています。
一時晴れ間も出て富士山から南アルプスまで見渡せたくらいです。
■ 天気 ： 曇り一時晴れ
■ 気温 ： 25℃
■ 水温 ： 20℃
■ 透明度 ： 3～4ｍ
■ 透視度 ： 3～4ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -19mケーソン ⇒ -16ｍケーソン
2本目 -16mケーソン ⇒ 4連ケーソン
今日は黄金崎ビーチへ。台風からのうねりが心配でしたけど、とっても穏やかな海でした。
水温も上がってきていますけど、潮色はまだバスクリン。いつになったら春濁りがなくなるんでしょうね。
と言ってもここ黄金崎ビーチは生物ウォッチングがメイン。
たくさんの可愛らしい生き物たちに会ってきましたよ(^^)。
今日出会った生き物の中で超可愛かったのはハナタツの赤ちゃんです。1cmくらいの赤ちゃんです。人差し指と比べたらその大きさがわかりますよね。
この子とは別の子もいました。この子も同じようなサイズ。赤ちゃんはちょっと細身です。最近お腹が大きなハナタツをよく見かけていましたから、ちょっと早めにハッチアウトをした子たちなんでしょうね。
写真じゃ判りにくいですよね。実際に見て欲しいです。
こちらはお腹が大きなオスのハナタツ。わかりやすい大きいサイズですよ。このハナタツからももうすぐ赤ちゃんたちがハッチアウトしてくるんでしょうね。
ハッチアウトといえばコウイカの卵はほとんど産まれてしまったようで、残っていたのは私が確認できたのが2個だけ。
写真の卵の中にもハッチアウト寸前の赤ちゃんが見えますよ。
ベニカエルアンコウの赤ちゃんもいました。前回よりもちょっと大きくなっていました。やっぱりこのサイズの子って成長が著しいですね。
人気のスナビクニンはダイバー慣れしてしまってどっしりと腰を据えています。お陰でゆっくりと写真が撮れますよ。
写真に写っているのはキバナトサカのかけらを背負ったカイカムリです。うまく擬態していますよ。今までで一番判りにくいかも。
サンゴタツもまだいてくれました。いつもならすぐにいなくなってしまうんですけどこの子は同じ場所に長いですね。
とってもありがたいです。
さて、この時期たくさんのコノハガニを見ることができます。
下の写真はコノハガニのオスです。甲羅が鋭角な二等辺三角形をしているのが特徴です。
このコノハガニは甲羅に何も付着していなくて頭に海草等も付けていないきれいな子でした。脱皮したばかりなんだろうなと思っていたら、この横に脱皮した殻が落ちていました。ミルが頭に付いていますね。
コノハガニのオスは多く見かけましたが、メスは1匹だけしか見かけませんでした。それがこの子。
どうなっているのかわかりませんよね。実はおなか側をこちらに向けているんですよ。わかりやすく書いたらこんな感じかな？
このカニは初めて見たマルタマオウギガニです。トゲトサカの幹に穴を開けてそこに隠れているんですよ。写真は穴に隠れる寸前のところです。
あとはヒメアゴアマダイもまだいましたよ。前回見た時よりもダイバーに慣れてくれて結構近くで見ることができました。
サイズもちょっとだけ大きくなったかな？前回は頭が黒かったのですけど、それがかなり薄くなっていました。
ゴロタの上で群れているクロホシイシモチは、徐々にペアが出来てきています。ペアになったオスはメスに他のオスが近づいてくるとサッと追い払ってまたすぐにメスの側に寄り添います。
そしてしばらくすると産卵＆口内保育が始まっていくんですね。
こうした生態を見るのもとっても面白いですよ。
さて、最後に今日一番のスマイルです(^^)
エントリー口にいるホシギンポ。愛嬌のある顔が大好きです。
陸上ではストライプのスナビクニンがいるとか、砂地にカエルアンコウがいるとか、いろいろと情報が飛び交っていました。
う～ん、時間が足りませんね。
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