ウチワの話で恐縮ですが、ウミウシマスコットを手作りしているうちの奥さんはもちろん大のウミウシ好き。
「雲見で見られないウミウシを見たい!」とお願いされて昨日は大瀬崎に行ってきました。
ガイドをしてくれたのはウミウシのオーソリティー 《海の案内人ちびすけ》の川原さん、通称かわちゃんです。
■ 天気 曇り
■ 気温 20℃
■ 水温 16~16.5 ℃
■ 透明度 4~5m
■ 透視度 3~4m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 湾内
残念ながら南西からの強い風が吹き込んで外海は潜水禁止でした。かわちゃん曰く、外海のほうがウミウシが多いから残念ですねって。
まあ、自然のことなので仕方ないですね。
でも潜ってみたら見つける、見つける!!(@_@)
潜降してダイブコンピューターがまだダイビングが始まっていませんよという1.5mよりも浅いところで次から次へと紹介してくれるんです。
いっぱい見つかるので全然進みません。まだエントリー口なんです。
潜る前には潜降したら一旦-20m位までさっと行きますからって言っていたのに(^^ゞ
で、一度深めで探してからまた浅場で再捜索。
ダイブコンピューターが示す潜水時間は38分だったのですが、実際は1時間近く探していました。(それだけ浅場にもたくさんいるってことなんですよ。)
1本目で見たウミウシは・・・
ミドリアメフラシ、イロミノウミウシ、ビワガタナメクジ、オカダウミウシ、アカキセワタ(黄色ver・赤ver)、クロシタナシウミウシ(黒ver、マダラver)、フウセンウミウシ、コマユミノウミウシ、シラユキウミウシ、ゴマフビロードウミウシ、ミツイラメリウミウシ、トモエミノウミウシ属の一種、ムラサキミノウミウシ、コネコウミウシ、ニシキツバメガイ、フジエラミノウミウシ、ハクセンミノウミウシ、シロミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、コノハミドリガイ、アメフラシ
でした。
一部を紹介すると・・・
ミツイラメリウミウシ。2個体見ましたが両方とも雲見で見かけるのより一回り大きかったです。背中に白い寄生虫が付いていますね。
アカキセワタ。黄色verもいました。ウミウシって結構カラーバリエーションがあるので名前に色をつけるのはダメねってかわちゃんの奥様ゆいさんが言ってました。確かに(^^ゞ
これだけたくさん見たのに湾内は少ないですよって外海はどれだけいるんでしょうね。
2本目 湾内
2本目は場所を変えて・・・、でももちろんウミウシ探しです。
今回も1時間近く潜って皆で見つけたウミウシは・・・
コノハミドリガイ、ロマノータス属の一種、カメキオトメウミウシ、サガミリュウグウウミウシ、ミツイラメリウミウシ、アカボシウミウシ、ヨコジマキセワタ、シロイバラウミウシ、シロウミウシ、サクラミノウミウシ、イボヤギミノウミウシ、シラユキウミウシ、アカエラミノウミウシ、アメフラシ。
サクラミノウミウシ。5cm位の大きな奴。こんなに大きいのは初めて(@_@)
アメフラシ。10匹以上が玉になっていました。一部は産卵中。すごい・・・
でも、ウミウシばかりじゃないんですよ。ウミウシを探しながらもちゃんと魚たちも見ています。
カエルアンコウ。"THE"カエルアンコウは雲見では滅多に見ません。
いやいや、楽しかったです。
やっぱり驚いたのはかわちゃんのウミウシを見つける目。
雲見でウミウシを探すときは岩壁をナメるように探していくんですけど、大瀬崎は泳ぎながら探すことが多いんですね。その泳ぐ速度が早い!その速度で泳ぎながらちっちゃなウミウシを見つける目には感心しました。
あと、ウミウシの知識の豊富さ。やっぱりウミウシを見つけるにはそのウミウシの習性、エサ、生態などを勉強しなければならないことを再認識しました。
そしてたくさんのウミウシを一度実際に見ること。
そういった意味では奥さんの希望で来たとはいえ、とっても勉強になりました。
かわちゃん、ゆいさん、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。m(_ _)m
今度は雲見で一緒に潜りましょ。
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