夜中から降っていた雨もビーチに着く頃には止んで、その後は終日どんよりとした空模様でした。
今日は助っ人ガイドの最終日で、黄金崎ビーチでガイドをしてきました。
■ 天気 : 雨のち曇
■ 気温 : 29℃
■ 水温 : 25~28℃
■ 透明度 : 8~12m
■ 透視度 : 8~10m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 黄金崎ビーチ
2本目 黄金崎ビーチ
3本目 黄金崎ビーチ
今日ガイドをした皆さんの狙いはアオリイカの産卵シーン。だって昨日はたくさんのアオリイカが産卵シーンを見せてくれて、それを聞いた皆さんは見る気満々。
もちろん私も見せる気満々でしたよ。
でも朝一番で向かったアオリイカの産卵床には子供のマアジと子供のイサキがたくさん群れていて
それを狙ったカンパチの群れがずっとウロウロ。
ダイバーなんて気にすることなく暫く編隊遊泳を続けてくれました。
これはこれで嬉しい事なのですけど、アオリイカがカンパチを嫌ったためかアオリイカは1組しか現れず。
カンパチが去った後に7~8匹まで集まってくれたのですけど、産卵シーンまで見せてはくれませんでした。
2本目も同じ産卵床に行ったのですけど、その時は既にたくさんのダイバーが産卵床を囲んでいて、警戒したアオリイカはやっぱり数ペアだけ・・・
もうダメかなと思っていた3本目に行く直前に他の産卵床に集まっていたという情報を聞いてその場所にGo!!
そこには30匹位かな。たくさんのアオリイカが集まって産卵を繰り返していました。
白くなったり茶色くなったり体の色を激しく変えながら、オスは他のオスからメスを守り、メスは産卵を繰り返していました。
ここまで産卵に夢中になるとダイバーは全く気にしないので真上を泳いでいたり、
目の前を泳いで行ったりと、ずっと産卵シーンを見ることが出来ました。
別の場所に既に産み付けられていた卵は順調に成長して、一つ一つが成長していき、中には赤ちゃんが見えていました。
ハッチアウトはもうすぐですね。
ほとんどの時間をアオリイカを見るのに費やした今日は、そこまでの往復の間に見た生き物だけしか紹介できませんでした。
昨日見つけてヨスジフエダイの幼魚と思っていたものは、写真を見てみたら黒い点がありました。
ロクセンフエダイの幼魚のようです。
砂に上手に擬態して隠れていたのはワニゴチの子供。本当にうまく隠れていますよね。
目の前から近づいてきた黒い塊。ホシエイでした。
そのホシエイにピッタリくっつくように寄り添うイネゴチ。
ホシエイに守ってもらうつもりなんですかね。
そんな感じで3本目にアオリイカの産卵大会を見て喜んで海から上がってきた私達を待っていたのは・・・
『クマドリカエルアンコウが出ましたよ!♪♪』
え~~~っ!!
さすがにもう時間がありませんでしたので見には行きませんでしたけど、黄金崎ダイブセンターのスタッフさんに写真だけもらいました。
ありがとうございました。
まだ1cmにも満たないおチビちゃんなんですって。可愛いですね~。
雲見にもいないかな?
これから気にしながら探さないといけませんね。
《耳寄り情報》
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