ナイトロックス (エンリッチド・エア)を使いませんか?
雲見でお世話になっていますはまゆさんが自社でナイトロックス(エンリッチド・エア)を充填できるようになりました。
今までは他社から仕入れていたのでどうしても価格が高くなり、利用を躊躇せざるを得なかったりしていたんです。
それが5月1日から1ダイブに付き1,250円の追加料金で利用できます。
▶ ナイトロックスを使うメリットは?
- 空気を使う潜水に比べて同じ水深でダイビング中に体内に溶け込む窒素量が少なくなります。
その結果…
医学博士の山見先生によると、下にあげるのは減圧症にかかりやすい因子を持つダイバーです。ダイビング後、窒素の排出が遅れるダイバーは特にナイトロックスをつかうメリットが高いと考えられています。減圧症のリスクが軽減します。
・深く長く潜るダイバー
・1日3本以上などダイビング本数が多いダイバー
・中高齢ダイバー
・体脂肪が高い
・減圧症経験者
・喫煙者
・運動不足のダイバー
・水中で運動量が多いとき
・水中で息切れしやすいダイバー
・水温が低いとき
・潜水後に航空機に搭乗するダイバー
・潜水後に高所移動するダイバー
・高所ダイビング 等
特に、長い時間潜るダイバーや高所移動をするダイバーにはメリットが高いですし、自分の状態(年齢・体型・喫煙習慣)を考慮してもナイトロックスを使うほうがいいと思われるダイバーは多いです。
アメリカ海軍標準減圧表に基づくと、水深18.2mの無減圧潜水時間(減圧停止をしなくてもよい時間)は、空気では60分ですが、ナイトロックス(32%)では100分となります。無減圧潜水時間が長くなります。
ナイトロックス(32%)であれば40分も長く潜れることになります。
(アルゴリズムによって異なります。) - 個人差はありますが、人によっては呼吸ガスの消費量が減少したり、疲れにくいと感じることもあります。
いかがですか?
これを機会にナイトロックスを使ってみませんか?
ナイトロックスを使うには以下の点にご注意ください。
🔴ナイトロックス講習を終了している。
🔴年に1度のオーバーホールをしているレギュレーターを使用している。
🔴ナイトロックス対応のダイブコンピューターを使用している。
対応している器材を持っていない場合は、レンタルのご利用をお願いします。
ナイトロックス講習
ナイトロックスを使うには講習が必要です。
現在持っているCカードの指導団体はどちらでも構いません。
日程:1日 (学科:2時間・実技:2ダイブ)
費用:34,000円(税込)
🟡料金に含まれるもの:
テキスト、講習料(学科・実技)、申請料、ダイビング代(雲見2ダイブ)
学科はダイビング前もしくはダイビング終了後のログ付け後に行います。
(予めテキストを読んでから受講することをおすすめします。)
実技は、酸素アナライザーの使い方、ダイブコンピューターの設定後2ダイブします。
(ダイブコンピューターの設定方法がわからない場合は、取扱説明書をご持参ください。)
ご不明な点等がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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